北京の中心部から車で1時間ほど西北の場所。
紅葉で有名な公園のあるこの街を歩いていると、
その街並みに似合わない、静かな佇まいのカフェがありました。

このお店の窓辺の席から見える景色は、とても中国らしい景色。

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休日のブランチは、なんだかカラフル。
でも、お味は中国で食べる洋食の味。

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ここのオーナーは映画好きなのか、
店内にはいろいろな国の映画のチラシが飾られていました。
日本の映画のチラシも。かたかなと平仮名を見ると、なんだかホッとします。
でも、置いてある書籍は全部中国のもの。
漢字というのは、とても美しいデザインをした文字だといつも思います。

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このお店で飼われている白い猫。
お店の外で遊んでいます。

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そして、この白い猫がモデルなのでしょうか。
このお店の看板に書かれたロゴマークも猫。

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お店の名前は「彫刻時光」。
さて、どう詩的に訳してやろうか、と思います。
時間・月日・年月・日々の積み重ね、そして、彫刻。

みなさんは、朝をそして日々を、どう彫刻していますか?
今はどんな形で、これからどんな形にしていきますか?
時間はどんどん前へ進んでいくけれど、
CDみたいにまた巻き戻しボタンで決まったところへ戻って決まった曲が流れることが、
それは機械だけの話なのだと、最近とてもよく思います。

昨日の朝は今日とはまた違う朝。
明日の朝も今日とはまた違う朝。

日々の時間の彫刻。

 

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【中国】美的中国手帖~大きな国の路地裏シャングリラだより [更新終了]

中国・北京在住レポーターから届く朝時間 [更新終了]
Written by

麻友子(中国在住)

(中国・北京滞在中)
住めば都、中国からの朝だより。カラープラクティショナー。China-Color に満ちたレトロモーニング風景をお送りします。

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