中国最大の祭祀施設である「天壇」。
1998年に世界遺産に登録された北京の代表的建築物のひとつです。
ここは、明・清時代の皇帝が五穀豊穣を願って祭祀を行った場所で、
現在総面積273万㎡という広大な面積を誇る緑豊かな公園になっています。
ここは英語名「Temple of heaven」と呼ばれ、敷地内にはいくつかの建物(殿)が南北一列に並んでいます。大地を象徴する南端は四角い壁で囲まれ、天を象徴する北端は半円形の壁で囲まれており、北側を高く設計することで天地の世界を表現していると言われます。
公園内は、森のような緑に覆われ、日光を遮ることができます。
暑い夏の日も、ここに集う人がたくさん。
とても晴れた日は、青い空と少し奇妙な建築物が、
異国情緒を漂わせます。