線対称になって眠るおばさんたち。
こんなにも堂々と眠るのは中国では当たり前。
この優雅な風景。ここは、公園です。
とはいえ、「公園」と括るってしまうには広すぎる敷地。
まるでひとつの村のよう。
池に、緑に、花に、遊園地まで。そこに生息する生き物や植物までもう何十年も前からいたかのように生息しています。まるで、森のなかにいるようです。
でも、ここは、紛れもなく「人工の」公園。
2008年の北京オリンピックに合わせ、メインスタジアム(鳥の巣)の近くにこんなにも広大な人工の公園をつくりあげました。公園を走って1周しても2時間もかかるという広さ。
さすが中国!
北京の中心地からそんなに離れていない場所に、これほどのものを作れる敷地があるのは驚きです。
日本では考えられません。
公園の外は、ひたすらまっすぐ続く大通り。
ここをまっすぐ行くと、北京五輪といえば、の、「鳥の巣」が見えてきます。