今年も紅葉のベストシーズンを迎えました。
ここリッチモンドヒル・テラスからテムズ川を眺める風景は
英国を代表する風景画家、J.M.W.Turner(Joseph Mallord William Turner)も
好んで描いたと言われています。
ターナーはリッチモンドの川向こうにあるSt.Margaretという町に
住んでいました。
当時はフランス革命を逃れてテムズ川に辿り着いたフランス貴族たちが
リッチモンドやその周辺に住み始めたと言われています。
冬空を仰ぎ雲間から覗く柔らかな光と色を感じる時
光の魔術師と呼ばれたターナーの絵画を思い出します。
ターナーの居た時代(1775-1851)から
余り大きく変わっていないと言われている風景ですが
その当時も今日のように『自然が織り成す色のコントラスト』を
楽しむことができたのでしょうか。。