特別な体験ができる!東京タワーで「朝茶の湯」はいかが?

 

おはようございます!朝美人アンバサダーの美帆子です。

皆さんは、マイブームってありますか?私の最近のマイブームは、ビジネスホテルに泊まること。特に何をするでもなく、ホテルに籠ってぼーっとする時間が至福のひととき。心地良い空間に身を置くと、こんなにもリフレッシュできるんだ、と痛感しています。

最近のビジネスホテルには天然温泉があったり、夜食がついていたりとサービスも充実していて飽きることがありません。来月はどこに泊まろうかな?と、今からワクワクしています。

さて、先日ホテルステイをしたときのこと。朝食会場に向かう途中、とあるポスターが目に入ってきました。そのポスターによると、“天空を楽しむ茶道体験「朝茶の湯」”というイベントが、東京タワーで行われているとのこと。

「東京タワーで茶道?一体どんなイベントなんだろう?全く想像がつかないけど、やってみたい!」

気が付いたら、ポスターに記載されていたQRコードを読み込み、その場で申し込みを済ませていました。そして、早速その日がやってきました。

東京タワー

到着時刻、朝の7時55分。

「え?東京タワーってそんな朝早くから営業しているの?」と思った方もいるのではないでしょうか。

そうなんです、この“天空を楽しむ茶道体験「朝茶の湯」”、営業時間外に行われている特別イベントなんです。

当然、正面玄関は開いていないのですが、このイベントの参加者のみ、特別出入口から入館することができます。

貴重!誰もいない東京タワーに入館

東京タワー入館

見ての通り、中には誰もいません!こんな光景、初めて見ました。

東京タワーエレベーター

イベント参加者の方々と一緒に、エレベーターに乗ってメインデッキの展望台へと向かいます。展望台にも誰もいません!まるで、東京の景色をまるごと貸し切りにしてしまったかのよう。イベント開始前から、高揚感で胸がいっぱいに。この日はあいにくの曇天でしたが、かえって幻想的な雰囲気が楽しめました。

展望台

さて、展望台の中を歩いていると、畳が敷いてあるエリアに到着しました。このイベントのために用意された畳エリアです。靴を脱ぎ、畳に座ります。私の座った場所には、150m真下を見下ろすことができるガラスの床、「スカイウォークウィンドウ」がありました。あまりにも鮮明に地上が見えるのでドキドキ…!

東京タワー展望台

正座なんて、本当に久しぶりかも。家でも職場でも椅子に座っているし、なんだか新鮮。たまには正座もいいな、なんて考えていたらイベントが始まりました。

茶道裏千家准教授 森 宗勇さん

講師を務めるのは、東京タワーの社員であり、茶道裏千家准教授でもある森 宗勇さん。東京タワーの歴史や茶道についてのお話など、序盤から興味深いお話を披露してくださり一気に心をつかまれました。

この朝茶の湯イベントは、流れは毎回同じであるものの、テーマはその時々によって変えているとのこと。私が参加した回はちょうど戴冠式が行われた直後だったこともあり、英国がテーマになっていました。

お話に一気に引き込まれた後は、お点前披露へ。参加者の視線が一気に集中し、しんと静まり返ります。

天空を楽しむ茶道体験「朝茶の湯」

こちらの茶碗は、今回のテーマとなっている英国の土を使って作られたものだそう。宇治と英国の土を混ぜて作られているのだそうです。色味が美しい。

お点前に集中していると、一瞬、東京タワーにいることを忘れてしまいます。

天空を楽しむ茶道体験「朝茶の湯」

でも、ふとした瞬間に目の前に広がる絶景にハッとさせられ、なんとも不思議な気分に。

全身で、非日常を味わっている感覚。

天空を楽しむ茶道体験「朝茶の湯」

立てていただいたお抹茶と、そしてお茶菓子を振舞っていただきました。東京タワーから臨む絶景を堪能しながら、ゆっくり味わって頂きます。

天空を楽しむ茶道体験「朝茶の湯」

お抹茶の心地良い苦みと、お茶菓子の甘みが合わさって格別の味わい。そこに絶景が加わり、なんともいえない恍惚感に浸ります。

お抹茶は、最後飲み終わる瞬間はズズっと音を立てて啜るのがマナーなのだとか。これは「吸い切り」といって、美味しく頂きました、という感謝の気持ちを表現する行為。また、飲み切ったという合図にもなります。この吸い切り、意外にも難しい。私はズズっというより、気の抜けたスーーー…という音になってしまいました。これは練習が必要です。

イベント終了後は自由に展望台を回って良いとのこと、ありがたく堪能しました。「スカイウォークウィンドウ」はやっぱりドキドキしてしまいますね。真上に乗ってみようとしたのですが、怖くて、つま先だけで限界でした。

東京タワースカイウォークウィンドウ

「朝茶の湯」イベントは、月2回開催

このイベントは、第2・4土曜日の月2回、それぞれ8時:15~、9:00~の2回開催となっています。2回とも内容は同一ですが、席種が異なります。私が参加したのは、8:15~の回。こちらは畳席がメインとなっています。9:00~の回は、椅子席がメイン。椅子席の様子はこちら。

「朝茶の湯」イベント

早めの予約がおすすめ!予約方法について

“天空を楽しむ茶道体験「朝茶の湯」”は、事前に予約することができます。参加費は¥3,330、4歳以下のお子様は無料。満席になっている日も多いそうで、お早めの予約をおすすめします。

展望台を楽しんだ後は、東京タワー下の商業ビル「フットタウン」を楽しむことができますよ。お土産屋さんやフードコートが揃っているので、1日中満喫できること間違いなし。ぜひ、土曜日の朝に足を運んでみて下さいね。

【東京タワー】天空を楽しむ茶道体験「朝茶の湯」

住所:〒105-0011 東京都港区芝公園4-2-8
開催日: 第2・4土曜日に開催
イベントの詳細・予約は以下公式HPよりご確認ください。
HP:https://www.tokyotower.co.jp/event/attraction-event/chanoyu/
Instagram:@tokyotower_official_chanoyu

※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

朝が楽しみになる♪関東のおいしいモーニング記録

Written by

林 美帆子

大学卒業後、大学職員として3年間勤務するもコンディションを崩し退職。その後、池田千恵さんの著書『朝4時起きで、すべてがうまく回りだす!』と出会い、朝活を開始。朝活をきっかけに、夢が次々と叶いだす。現在は会社員として働きながら、ライターやコラムニストとしても活動中。最近お気に入りの朝時間の過ごし方は、マインドフルネス瞑想をすること。朝時間を丁寧に過ごすと、その日1日がより豊かなものになる。ということを多くの方に広めていきたいです。

【Instagram】https://www.instagram.com/miho333
【ブログ】https://ameblo.jp/cheerful32/

連載記事一覧

朝カフェ案内の人気ランキング