年末の大掃除に、新年に向けての準備や買い物、気づけばアッという間に大晦日!というように、12月は本当にあっという間に過ぎてしまいますね。
そんなときに、ちょっと一瞬立ち止まって目の前のこと、今年1年の出来事を振り返り、どんなことにも意味があったんだなあって気づかせてくれる素敵な詩に出会いました。
その言葉に出会ったのは、サンクスギビングの連休にシカゴから西へ車で約3時間、Galenaという小さな街に小旅行にいった時のこと。最終日の朝、私たちは赤い外観の可愛らしいお店で朝ごはんを食べました。
「お店からのメッセージ」とこのように書かれていました。
I wish you enough
I wish you enough sun to keep your attitude bright.
I wish you enough rain to appreciate the sun more.
I wish you enough happiness to keep your spirit alive.
I wish you enough pain so that the smallest joys in life appear much bigger.
I wish you enough gain to satisfy your wanting.
I wish you enough loss to appreciate all that you possess.
I wish you enough Hello’s to get you through the final Goodbye.
Wish you enough…?と思いつつ私はこの詩の中の “I wish you enough rain to appreciate the sun more.”という部分がとても気に入りました。シカゴの冬はマイナス20度になったりととても寒く、冬はなかなか外に出られないので夏の間はできる限り外で活動したかったんです。だから雨が降るとすごくテンションが下がっていました。でも確かに、雨の次の日が晴れるととても嬉しかったなあと。
そう気づいたとき、なんとなくこの詩の言わんとしているとこが分かったような気がしました。
その日に頼んだいつもの定番のオムレツとパンケーキ。小さな幸せを噛みしめながらおいしくいただいたのでした。