おはようございます!
内藤玲香の憧れの“ホテル朝食”ガイドへようこそ☆
第77回目は、76回目の記事に引き続き、「朝ごはんフェスティバル®2016」の表彰式の様子を中心にご紹介したいと思います。
前回の記事はこちら。
「朝ごはんフェスティバル®2016 ファイナルに伺いました☆【ホテル 旅館の朝食】」
★★
2016年は、各都道府県から、史上最多となる、1,554の朝ごはんが参加し、web投票&お客様の声評価、セカンドステージでは、一般審査員を招いての実食対決、そして、2016年11月30日(水)に行われたファイナルステージにより、日本一の朝ごはんが決定しました!
ファイナルは、事前に提出されたエントリーシートと、最後の実食で総合の評価が決まります。5人の審査員が12品を試食。
「味(食味、 食べやすさ)」、 「表現力(美しさ、 楽しさ、 バランス、 色合い)」、 「独創性(創意工夫)」、 「朝ごはんらしさ(栄養バランスなど、 目覚めた身体への配慮)」、 「おもてなし(シェフや宿泊施設の思い)」といったポイントを審査し各賞を決定しました。
審査員の皆さんの実食始まりました。
ドキドキしながら、実食の様子を見守っていらっしゃいます。
3位までの発表が終わり、遂に優勝が決まる瞬間。1枚には優勝、もう1枚は準優勝と書かれている封書が手渡されました。
優勝を手にしたのは…山形県代表 温海温泉 萬国屋!
おめでとうございます!
【優勝】山形県 温海温泉 萬国屋
「・ 山形牛の旨味がたっぷり染み出た具だくさんの芋煮汁・ 磯の香 吟醸茶漬け~山形の恵みを添えて~」
また、地域ならではの歴史・文化・資源を大いに活用した朝ごはんに贈られる、「地産地消de朝ごはん賞」も同時受賞!
吟醸茶漬は、山形米「つや姫」から造られた日本酒を出汁に使っています。まさに、地元の食文化を前面に打ち出した、2品で日本一になりました!
【準優勝】鹿児島県 城山観光ホテル
「・ 真鯛潮茶漬け・ ニガウリと豚耳のソテツ味噌炒め」
真鯛はその日釣り上げたものをそのまま使いました。ホテルの婚礼や宴会で余った鯛の頭やアラを何かに使えないかと考え、朝食の潮汁に仕立てました。真鯛のお刺身はプリプリして新鮮で美味しい!
奄美大島の名産ソテツ味噌を使ったゴーヤと豚耳の炒め物。その地域独自のものを生かす、丁寧な味でした。
調理風景取材しました。
料理長が丁寧に盛り付け。
下準備されたもの。
完成品です。
全体写真にて、ファイナルステージが終わりました。
★★
朝食にこだわるホテル・旅館・宿が増えてきたのを参加総数1554件ということで肌でも感じられました。
今後、各地域の独自性も重要ですが、「こんな食材があったんだ?」「こういう食べ方もある!」という新しい発見、ホテル・旅館・宿が持っている意外な強み…との組み合わせが、もしかしたら、来年度以降のファイナルに進出する鍵になるのではないかと考えます。
関連記事はこちら。
「朝ごはんフェスティバル®2016 ファイナルに伺いました☆【ホテル 旅館の朝食】」
朝ごはんフェスティバル®2016
http://travel.rakuten.co.jp/special/asafesta/