中国は多民族、多文化国家なのでいろいろな料理を食べることができます。
そして、新疆ウイグル自治区の料理を食べれるレストランもあります。
新疆ウイグルの料理は、清真料理(ムスリムの料理)であり、
豚だけでなく、犬や虎などの獲物を捕獲するための牙や爪がある動物を食べることが禁止されています。
またそれ以外の肉であっても殺し方が正規の手順に従ったものでなければ食べられないと言います。
上海では「清真」と表示のあるレストランをよく見かけます。
このレストランは、禁じられた食材を使っていないというお店でもあります。
そして、ウイグル料理の代表格といえば、
「羊肉串」(中国語でヤンロウチュアン)と「ナン」です。
この2つは、レストランの外にある屋外の釜でウイグルの人が焼き上げてくれ、
焼きたてを出されるのが一般的です。
ウイグル料理のレストランは、店員さんがとても気さくなことが特徴。
彼らは中国語の他に、ウイグル語、そして英語、というトリリンガルな人たちも多く、勉強熱心。
まだ上海に来たばかりの15歳のとても気さくな店員さんに、ウイグル語を教えてもらいました。
日本とはまるで文化が違う、
そして中国ともまるで文化の違うウイグル地方の料理。
でも、本当に美味しく、そして店員さんのコミュニケーション能力には驚かされます。