摩天楼たちがその高さを競い合う上海。
この地の開発スピードは 東京の比ではありません。
そして、それに連動して、
ここに暮らす人たちの生活ペースも何かに急き立てられているかのように、
はやい。
食事も速いし、歩くのも速いし、
車もバスも ものすごくとばすし、
地下鉄のドアが閉まるのも早い。
朝も早いし、夜も早い。
でも、そんな上海から少し郊外に行くと、
今度が逆にまるで時間が止まっているかのような場所があります。
1300年の歴史を持つ水郷古鎮。
細い路地裏。
洗濯物を干すおばさん。
歌の練習をする小さなこども。
編み物をする若いお姉さん。
のどか。
のどかな朝の風景。
上海特有の慌ただしさを忘れる場所。
上海のど真ん中のこの夜景からは想像はできないけれど、
この夜景の一部に、こんな町がきちんとあるのだと思うと、
上海は懐が深い都市だと思う。
ON と OFF。
ふたつの顔の上海。
Have a nice day !!