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BONJOUR !

1月はガレット・デ・ロワの季節。
アーモンドクリームの入ったパイ生地で出来たガレットの中には、
フェーブという小さな陶器の飾りが入っていて、
自分の取り分のガレットにフェーブが入っていた人が次のガレットを買う…
という風習がフランスにはあります。
もっと細かく説明するならば、
フェーブが当たった人は、王冠を破り、一年間幸運が継続されると言われています。
家族で食べる場合は、大人がガレットを切り、子供に目隠しをさせて選ばせたり、
前回王冠を手にした人が男性だった場合は女王を選び、
その逆であった場合は王を選んだりもします。
大抵は子供たちを喜ばせる為に子供たちが選ばれます。

フランス人にとってはガレット・デ・ロワを食べないと1年が始まらないと言う程、
大事な行事なのです。

今年は、なんだかんだで4回もガレットを食べていますが、
4回ともフェーブが旦那の元に入っていたと言う…(>_<) 毎年思うのですが、最強の運の持ち主です、うちの旦那は。 今年は、抹茶の入った抹茶ガレットを購入してみました! 最初は恐る恐る食べていたフランス人たちですが、 食べてみたら意外と美味しかったらしく、みんなに好評でした!

 

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Nice to meet you!

【フランス】ボンジュールから始まるパリの朝

フランス・パリ在住レポーターから届く朝時間
Written by

YOUMI(フランス在住)

10代の頃からソウル、チューリッヒに住み、現在はパリ在住です。美術館で働いていましたが、今は再び大学に戻って勉強中!夫と二人、パリで素朴な生活を楽しんでいます。皆さまにパリ(フランス)の色々な朝の様子をお届けします♪

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