手帳を開く時間がちょっと特別になると、毎日のスタートがぐっと楽しみになります。
今回は、「書く」「整える」「楽しむ」という3つの視点から、手帳時間をもっと豊かにするアイテムをご紹介します。どれも、明日の自分を少しラクに、少しごきげんにしてくれる工夫ばかりです。
アイテム1：「4色ボールペン」で“優先順位”を見える化！
手帳に書くペンは何色をつかっていますか？
見た目の綺麗さや可愛さだけでなく、色を使い分けることでタスクが整理できるので手帳には4色ボールペンを使うことがお勧めです。
「朝活手帳」の著者 池田千恵さんに教えてもらったのは、4色ボールペンで1日のタスクを整理する方法。
- 緊急でない×重要：赤
- 緊急×重要：緑
- 緊急×重要でない：青
- 緊急でない×重要でない：黒
このように4色を使い分けて、「重要」「緊急」「人との約束」「自分時間」などの優先順位をひと目でわかるようにすることで、1日の動きがスムーズに。
ToDoリストを「こなす」から「整える」時間に変えてくれるので、手帳の活用の幅がグッと広がりますよ！
（参考：1日が驚くほどスムーズに！未来の夢につながる「4色ボールペン」活用術）
アイテム2：「ふせん」で“心の朝支度”を
朝時間アンバサダーのかなころ（@kanakoro_no_ouchi）さんに教えてもらったアイテムは「ふせん」。
朝、なんとなく気持ちが重い日に「質問リストを貼ったふせん」を活用するそうです。
- 【1】昨日、小さくても嬉しかったことは？
→ 例：「帰り道に見た夕焼けがきれいだった」「コンビニの新作スイーツがおいしかった」 - 【2】今の気持ちを色で表すと何色？
→ 例：「濃いグレー（ちょっと疲れてる）」「淡いブルー（落ち着いている）」 - 【3】今日、自分にひとつだけ優しくするとしたら？
→ 例：「お昼に好きなパンを買う」「家に帰ったら好きな音楽を聴く」 - 【4】体のどこかに緊張や重さを感じる場所は？
→ 例：「肩がこっている」「胃が少し重い」「なんとなく頭がぼんやり」 - 【5】今、目の前の小さな一歩は何にする？
→ 例：「まずは水を一杯飲む」「机の上の紙を一枚片づける」「メールを1通だけ返す」
このように、簡単にひとことで答えるだけでOK！5つの質問に答えているうちに心の輪郭が少しずつ整ってくるそうです。
ふせんならページを移動できるので、気分に合わせて手帳やデスクなど好きな場所に貼るのも◎。
“動かせる・残せる”という手軽さが、心を軽くしてくれるそうですよ。
（参考：シリーズ「手帳と言葉でととのう朝習慣」～心のモヤモヤを整える“ふせん“活用術～）
アイテム3：「マスキングテープ」で“見るだけで楽しい”手帳に
書道家・カリグラファーの島野真希さんがすすめるのは、マスキングテープを使った簡単モチベーションアップ術。
お気に入りの色や柄のマステを貼るだけで、ページが一気に華やかに。予定を書くのが楽しくなり、「この週は自分を甘やかすウィーク」などテーマごとに使い分けるのもおすすめです。
また、習慣にしたいことを記録していく手帳術「ハビットトラッカー」を作り、達成したらマスキングテープを貼っていくという使い方もオススメです。
子どもの頃のラジオ体操のような感覚で、達成した後に「でーきた！」と貼ると、モチベーションキープにつながるんだそう♪
マステは100円ショップなどで手軽に購入できますし、家に眠っているものを活用するのも◎！忙しい日々の中で、自分らしい彩りをプラスしてみませんか？
（参考：手帳にマステを貼るだけ！なりたい自分に近づく簡単「モチベーションアップ」術♪）
ふつうのペン1本でOK！手帳が華やかになる「おしゃれ文字」の書き方♪
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4色ボールペンで頭の中を整理し、ふせんで気持ちを整え、マステで彩りを添える。
手帳は、ただ予定を書くためのものではなく、“今の自分”と向き合うための小さな空間でもあります。
お気に入りの文具を味方につけて、手帳時間をもっと心地よく楽しんでみてくださいね。
