melbourne food and wine festival その２ – コールド・ドリップ・コーヒー

みなさま、おはようございます！

melbourne food and wine festivalで盛り上がる真夏のメルボルンから、
私が参加したコーヒー系のイベント２つをお届けします;-)

まず一つ目は、メルボルンの人気カフェ”Three Bags Full”が主催のワークショップ
“A Drip Drop and you Don’t Stop”。
コールド・ドリップという、冷たい水（もしくは室温の水）を使用して長時間かけてコーヒーを抽出する方法にフォーカスしたワークショップです。

実は、この抽出方法、日本のコーヒー器具メーカー”HARIO”の器具を使用するので、日本人の私達には馴染みのある味です。
数年前のメルボルンでは、アイスコーヒーと言えばエスプレッソ・マシンで短時間で抽出したエスプレッソに、氷＋ミルクを入れて、その上にバニラ・アイスクリームと生クリーム（！！）を乗せてある物が主流で、コーヒーの味そのものを味わう日本のアイス・コーヒーとは程遠いものでした。

ですが。
メルボルンのカフェ（＆焙煎所）は、豆の焙煎方法やその鮮度にとても拘りがある事と、イタリアからの移民が多く昔から美味しいエスプレッソ・コーヒーを飲む習慣があったので、ホットのコーヒーはメルボルンの方が格段に美味しいかったのです。その上、数年前からドリップ・コーヒーやその他の”ミルクを入れずコーヒーそのものの味を楽しむ方法”が流行り始めたので、その流れでアイス・コーヒーもコーヒーの味を楽しむ方法が親しまれ始めました。

そんな訳で。
ここ数年は”メルボルンの拘りの豆+日本の優れた器具”で淹れた最強のコンビネーションのアイスコーヒーが飲めるようになったんです;-)

かなり早い段階からコールド・ドリップを取り入れていたThree Bags Fullでは、伝統的なエスプレッソ・ロースト、フィルター・ローストに加え、独自のエスプレッソ・インフィージョンによるアイス・コーヒーを飲む事が出来るのですが、このワークショップではそれぞれの豆をコールド・ドリップで淹れてくれ、バリスタさんの説明を聞きながら試す事が出来きる、コーヒー好きにはたまらないものでした！

“HARIO”のコールド・ドリップ・マシン。
一秒間に数滴しか落ちてこないので、とても長い時間がかかります。
その分、抽出液は本当にまろやかでコーヒーの良さを余す所無く引き出す事ができます。