以前にも話題に出した1898年創業のパン屋さん。
お店のおばあちゃんによると、
今や町でも店内に昔ながらのパン焼き窯を持つところはここだけだとか。
今朝寄ってみると、ちょうどパンが焼きあがったところでした。
鉄製の長い柄のついた道具を使って、器用にパンを取り出します。
(写真が少しぼけてしまいました。ごめんなさい)
各家庭にオーブンがなかった昔は、
郷土料理のアロス・アル・オルノ(お米のオーブン料理)も
近所のパン屋さんのオーブンを借りて作り、
できあがるまでお喋りをしながら待っていたそうです。
パン屋さんが井戸端会議の場所だったことを知った朝でした。