朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ～ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、日曜日の絵本。
ひとりで過ごすのが好き。ひとりの時間を大切にしたい。だけど、ほんの少しさみしくて人恋しい。そんなときにオススメの一冊、新刊です。
『ひとりでぼっち』
作：くすのきしげのり／絵：ふるしょうようこ
出版社：学研プラス
学校の休み時間、いつも本を読んでいるはなちゃん。ともちゃんたちがドッジボールに誘ってくれたけど、やろうかなあ。たのしそうやなあ。どうしよう。迷っているうちまた「ひとりぼっち」になっちゃった。
すすんでひとりぼっちになるから「ひとりでぼっち」やと、はなちゃんはちょっと頑なになってしまう。でもある日、ともちゃんやあいちゃんのやさしさにふれて……。
ひとりでいたくなとき、ひとりでいられないとき。自分だけじゃ手に負えないこともありますよね。そんなとき誰かそばにいてくれたら、きっとはなちゃんのように胸の奥があったかくなる。友だちのやさしさに包まれるのってすごくいい気持ち。暖かい毛布にくるまれているみたい。誰かといっしょにいたあとは、やっぱり嬉しくて自然と笑みがこぼれます。
ひとりでいたいのも、友だちと一緒に過ごたいのも、どちらも本当の気持ち。どちらも大切にしたい。自分の心に素直になれる一冊です。
＊姉妹編の『ええところ』もぜひどうぞ。
イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
楽しいにちようびを。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ～ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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