混ぜて焼くだけのお食事マフィン♪「ツナとサワークリームのマフィンサレ」

お菓子・パン作りの材料と道具の専門店「クオカ」さんに教わる、朝ごはんにおすすめの簡単パンやスイーツ。今回は最終回！便利なマフィン型でつくる、近頃人気のお食事マフィン「ツナとサワークリームのマフィンサレ」をご紹介します♪

「サレ(Salé)」とはフランス語で「塩が入った」「塩味の」の意味。パウンドケーキ型で焼く、チーズや野菜などが入ったお惣菜ケーキ「ケーク・サレ」は、最近カフェやパティスリー、デリなどでもよく見かけますよね。

今回ご紹介するのは、やや甘めのマフィン生地に、ツナとサワークリームという相性の良いコンビを加えて作る、手軽なお食事マフィン。いつもの甘いマフィンもいいけれど、惣菜パンのようなイメージで楽しめる塩味のマフィンは、一度焼くとクセになりそうな味わい！

具材のアレンジは自由自在なので、冷蔵庫のストック野菜や作り置き、晩ごはんのきんぴらごぼうなどをつかって、夜のうちに手軽につくる朝ごはんメニューとしてもぴったり。ぜひいちど試してみてくださいね♪

朝食にぴったり！「ツナとサワークリームのマフィンサレ」レシピ

同じ生地で、入れる具材を変えれば、オリジナルのアレンジも♪朝ごはんやランチはもちろん、チーズやアンチョビー、オリーブなどを入れて、ワインのおともにもおすすめです。

卵、バター、牛乳を常温に戻しておくと、生地が分離しづらく、ふわっと食感良く焼きあがります！

画像公式提供：cuoca

材料（マフィン型　6個分）

無塩バター（明治バター(食塩不使用)など）　70g
グラニュー糖（製菓用特細目グラニュー糖など）　10g
塩　小さじ1/5（1g）
粗挽き黒こしょう　小さじ1/6(0.4g)
全卵　Mサイズ約1個分（50g）
薄力粉　150g
ベーキングパウダー大さじ1/2（6g)
牛乳　70g
ディル（フレッシュ）4本
※なくても可。または他の好みのハーブでもOK
ツナ（オイルを切った状態）　120g
サワークリーム　120g

道具

マフィン6個型（cuoca×CHIYODAマフィン6個型、cuocaオリジナルマフィン6個型など）
マフィン型用グラシンケース
ボウル
ホイッパー
ゴムべらまたは木べら
粉ふるい

作り方

【準備】
・卵、無塩バター、牛乳は常温に戻しておく。
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
・ツナはザルなどに入れ、上からぎゅっと押してオイルをしっかりと切っておく。
・ディルは茎の太いところを除き、細かく切っておく。
・オーブンを190℃に予熱しておく。
・マフィン型にグラシンケースを敷いておく。
ボウルにバターを入れ、ホイッパーでクリーム状に練り、グラニュー糖、塩、粗挽き黒こしょうを加えて白っぽくなるまでよく混ぜる。
（2）によく溶きほぐした卵を3〜4回に分けて加える。卵を加えるたびに、しっかりとホイッパーで混ぜ、空気を含ませる。
粉類の1/3量を入れ、ゴムべらで切るようにさっくりと混ぜる。
粉っぽさが少し残っている状態で、牛乳の1/2量を入れてなじませるように混ぜる。
残りの粉類の1/2量と残りの牛乳を（3）と（4）同様に入れて混ぜる。
最後に残った粉を入れて混ぜ、粉っぽさが少し残っている状態でディルも入れて、手早く混ぜる。
※混ぜすぎると粘りが出て、ふっくらと焼き上がりませんので、注意しましょう。
生地を型の1/3量まで入れ、ツナ、サワークリームをそれぞれ半量ずつ入れる。さらにその上に残りの生地の半量を入れ、残りのツナ、サワークリームを入れる。残りの生地を均等に分けて上にのせる。
190℃に予熱したオーブンで約23分焼く。あら熱をとったらできあがり。