みなさん、おはようございます。
手帳時間の専門家の石山可奈子(かなころ)です。
10月に入りました。今年も残り3カ月。
そう聞くと、
「もう3カ月しかない」と感じる方もいれば、
「まだ3カ月ある」と感じる方もいるかもしれませんね。
私はこの時期になると、一度【見返すページ】があります。
それが、年始に書いた100リストです。

(年始に書いた100リストを、10月にもう一度開いてみる)
「100リスト」とは、今年やりたいことや叶えたいことを100個書き出すリストのこと。
手帳によっては、
「今年やりたい100のリスト」
「やりたいことリスト」
「叶えたいことリスト」
「WISH LIST」
など、名前が少しずつ違うかもしれません。
ここではまとめて「100リスト」と呼びます。
大きな夢も、暮らしの中の小さな願いも、立派な100リストのひとつ。
でも、この100リスト。年始に書いて、そのままになっていませんか?
書いたときは確かに「今年はこれを叶えたい!」と思っていたことも、10月の今、同じ温度で願っているとは限りません。
1年の始まりに書く100リストは、まだその1年を生きる前の自分が書いたものです。
だから、実際に10月まで過ごしてみると、叶っているものもあれば、まだ叶っていないものもある。
そして、まだ叶っていないものの中にも、
「今も叶えたいもの」と、
「もう今の私には少し違うもの」があると思うのです。
だからこそ、10月の手帳時間にやりたいこと。
それは、年始に書いた100リストを、今の自分で見直すことです。
まずは、叶っているものをざっと見る
100リストを開いたら、まずは叶っているものをざっと見てみます。
すでに印をつけている方は、ぱっと見ただけで、
「あ、これ叶ってたな」
「これもできていたな」
「忘れていたけれど、これも叶っていた!」
と、わかると思います。

(チェックボックスにしるしがついているものを見ます)
ここで大事なのは、100個中いくつ叶ったかで、自分を評価するためではありません。
「私、ちゃんと動いていたんだな」
「小さなことだけど、これも今年の私が叶えたことなんだな」
そんなふうに、ここまでの自分の動きに気づくために見ます。
もし余裕があれば、叶ったものに、できれば叶ったときの日付を書いておくのもおすすめです。
私は今年、叶った印はつけていたのですが、日付までは書いていませんでした。
でもこうして振り返ってみると、「いつ叶ったのか」も残しておけばよかったなと思っています。
日付があると、その願いが、今年のどこで現実になったのかが見えますね。
ただし、今回の主役は「叶ったものを振り返ること」ではありません。
叶ったものは、まず確認するだけで大丈夫。
次に見たいのは、まだ印がついていないものです。
まだ叶っていないものに「今も叶えたい?」と聞いてみる
100リストの中で、まだ印がついていないもの。
つまり、まだ叶っていないものを見ていきます。

(チェックボックスにしるしがついていないものを見ます)
ここで気をつけたいのは、「まだ叶っていない」ことを責めないことです。
叶っていないものを見ると、つい、
「できていない」
「行けていない」
「また先延ばしにしている」
「今年も無理だった」
と、反省会のようになってしまうことがあります。
でも、10月に100リストを見直す目的は、その願いを見ながら、「今も叶えたい?」と、今の自分に問うてみることです。
年始の自分は、確かにそれを叶えたいと思っていたんです。
でも、10月の自分が見たときに、「もう違うかも?」と感じるものもあるかもしれません。
興味が薄れている。
今の暮らしには合わなくなっている。
今年ではなく、来年でもいいと思う。
そもそも、今の私にはもう必要ないと感じる。
そうやって確認することで、今の自分の現在地がわかります。
100リストは、書いた過去の自分に縛られるためのものではなく、今の自分の気持ちを見にいくためのものでもあると思っています。
いったんノートに出して、並べてみる
まだ叶っていないものを見ながら、「これは今も叶えたい」と思うものが出てきたら、私はまず一度、ノートに出してみます。

(まだ叶えたいことを、いったんノートに出して並べてみる)
いったんノートに出す時間があると、
「これは本当に今も叶えたい?」
「これはどの月に入れようかな?」
「今の私に無理がない?」
と、少し落ち着いて選びやすくなります。
ここで大事なのは、“叶えなきゃいけないもの”を探すのではなく、今の自分が、まだ大事にしたいものを選ぶこと。
書くことは、始まりです。
でも、書いたまま忘れていたら、手帳の中で眠ったままになってしまう。
だから私は「残りあと3カ月」のこのタイミングで手帳を開いて、その願いを今の自分の前にもう一度置き直します。
ただ書いただけでは、なかなか叶いませんし、1年の終わりに「叶ったかな、叶わなかったかな」と結果だけを見るのも、少しもったいない。
途中で一度立ち止まって、「今の私は、これを本当に叶えたい?」と見直す。
そこで、まだ叶えたいと思うなら、残り3カ月の手帳に置いて、実現できるようにスケジュールに入れていきます。
今月のチェックボックスに書く
ノートに書き出して、
「これは○月ならやれそう」
「これは○月だと難しいかも…」
と思うものが見えてきたら、次に実際に使っている手帳のマンスリーのチェックボックスに書き移します。

(月ごとのマンスリーのページに、順番は気にせず、ざーっと書いていきます)
ノートに一度出した願いの中から、「この月やる」と決めたものだけを、マンスリーのチェックボックスに置いていきます。
これだけでも、頭の中にふわっとあった願いが、少し現実に近づきます。
最後は、実際にカレンダーの日付に入れる
そして、ここで終わらせません。
次に、カレンダーの日付の中に「何をやるのか」を直接書き込みます。

(日付に入れると、「いつか叶えたい」が「この日にやること」になります)
本屋に行きたいなら、本屋に行く日を入れる。
会いたい人がいるなら、まず連絡する日を入れる。
整えたい場所があるなら、手をつける日を入れる。
予約が必要なら、予約する日を書く。
こんなふうに。
リストにあるだけだと、願いはまだ少し遠い場所にあります。
でも、ノートに出して、マンスリーに書いて、さらに日付に置いてあげると、やっと日常の暮らしの中に入ってきます。
ここまでやると、叶う確率はぐっと上がります。
ただし、100リストに書いてあることをやみくもにカレンダーへ入れればいい、ということではありません。
先に必要なのは、今の自分で選び直すこと。
「これはまだ叶えたい」と思うものだけを、残り3カ月の手帳に置いていくのです。
10月ならできそうなこと。
11月に入れられそうなこと。
12月は難しそうだから来年に持ち越すこと。
そうやって見ていくと、今の自分にとって無理のない叶え方が見えてきます。
100リストは、今の自分で選び直していい
100リストは、書いてそれっきりのリストでは、叶うものも叶いません。
そして、叶った数を競うものでも、叶わなかった自分を責めるものでもありません。
年始の自分が書いた願いを、今の自分で読み直して、まだ叶えたいものを選ぶ。
そして、ノートに一度置いて、手帳の中に移していく。
そうやってはじめて、願いは暮らしの中で動き出すのだと思います。
年始に書いたことを、今の自分が全部、無理やり、叶えにいかなくてもいい。
でも、今見ても「やっぱり叶えたい」と思うものがあるなら、それは残り3カ月のどこかに置いてあげましょう。
それが、10月に100リストを見直す意味なのだと思います。
今年も残り3カ月。今の自分が本当に叶えたいことを選び直すために。
あなたの手帳時間に、年始に書いた100リストを開いてみてください。
そこには、年始の自分の願いと、今の自分がもう一度選びたいことが、きっと残っているはずです。
おまけ|今月の手帳時間のおともは、ラコニックのスタイルノート
今月の手帳時間のおともは、【ラコニック スタイルノート A5 TODOリスト】です。

TODOを書くためのノートですが、私は「やらなきゃいけないこと」だけでなく、「今も叶えたいこと」を一度置いておく場所としても使っています。

今月は、手帳を開く前に、小さなノートを一冊そばに置いて、年始の願いと今の自分をつなぐ時間をつくってみるのもおすすめです。
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