雨が降ったり仕事が立て込んでいたりするとなかなか毎朝行くことはできないのですがなるべく行くようにしています。
朝から散歩出来ると気持ちよい一日のスタートが切れます。

歩くことは自分の体と心のつながりをとても強くしてくれます。
そのつながりが強いければ強いほどよりよい陶芸作品づくりにつながりますし、歩きながら感じた風や光や景色や波の音やそれを感じている時の心の景色までもみんな自然と作品に映し出されていきます。




なるべく心がけているのは朝起きてすぐ窓を開けて家中の空気を換気することと顔を洗ってからの瞑想です。
１５分から２０分くらいの時間ですが静かに座って自分の内側に意識をただ集中する時間は心が静まって一日を丁寧に過ごすことを助けてくれるように思います。

それからお茶を飲みながら一日にやることを箇条書きにしてから順番をつけていきます。

お茶を飲むこのカップは最近作ったものなのですが朝のティータイムにぴったりで気に入ってます。朝これからの一日を見渡すという時間に心を落ち着けるためのお茶とともに大切なアイテムです。

前の晩におおまかなスケジュールを書いてから寝るのですが朝はそれをさらに細かく細分化し一日の地図を作るような感覚です。
書き出す時にまず「何月何日の楽しい課題！」と書くのがミソです。

散歩で行く秋谷の立石という場所です。

秋谷海岸のすぐ横にある巨石でとても絵になる風景なのです。
冬の朝は立石の向こうにきれいに富士山が見えることがありそんな日はとても得をしたような気持ちになります。
季節によって、時間によって、天気によっていろいろな表情を見せてくれるのが楽しみです。




朝一番でお水を一杯飲むのですが飲み方にコツがあり最初の一口は口に含んでからしばらくしたら一度捨てます。

もう一度口に含んだらやはりしばらく時間をおいて口の中の水が甘くなったらゆっくりと飲み下します。
そのようにして時間をかけてゆっくりと飲むのです。
こうすることで体の細胞の隅々にまで水が行き渡るそうです。
がぶがぶ飲むと隅々に行き渡らずに流れて行ってしまうそうなのですよ。

それから簡単な腕ふり体操。
腕を後ろに思いっきり降るだけなのですが腕が後ろに行った時かかとを少しあげる。
これを百回やります。
これによって大地の気が体に取り入れられるそうです。

実はどちらも生徒さんからの受け売りですがこれをちゃんとやるとなんだか元気になります。
それからこれも別の生徒さんに教わったのですが朝一番で鏡を見た時に笑顔で自分に「おはよう」と言う。
笑いたくない朝も一応笑ってみる。
それだけで気持ちがちょっと上向きになります。




朝の時間をどんな風に過ごすかで一日が変わって来ます。
私も朝が苦手な時期がありましたが朝型にするためにいろいろと試みました。
「朝の時間を大切にする」という小さな決意をするだけでその一日が変わるわけですからそれを積み重ねていけば大げさに言えば人生そのものが変わるようなものですよね。

毎日できれば言うことなしですが毎日できなくて当たり前のつもりでいればそんな風に大事に朝を過ごせた日が自分自身への贈り物のようになります。

少しずつそんな朝がみなさんのところにも訪れますように！