私はとにかく「ご飯」が大好きなので、「ご飯」をおいしくいただける、そんな少しのおかずとお味噌汁があればそれだけで満足できてしまいます。お味噌汁の具は根菜類か海草類が多いですね。

ちなみに、“少しのおかず”は納豆、タマゴ、オクラ、山芋、お漬物等でそれらを自分なりに組み合わせて楽しむのが好きです。とくにネバネバ系同士の組み合わせって相性がよいものが多いし、ネバネバとしつこい食感にあっさり和風味っていうギャップがいつ食べても飽きないんです。

あとはできるだけ、朝はフルーツを食べるようにしています。朝から水分たっぷりのフルーツを摂取することは、体中が瑞々しくなるイメージをもてて、精神的にもいいですね。

ここ数年、犬を飼い始めました。ジャックラッセルテリアというイギリスで狐狩りを目的に作られた犬種なんですが、体重５キロほどの小さな体なのに、そこには大型犬並みの体力が入っている、と言われています。朝の太陽の光を浴びると活動的になる愛犬の欲求を満たすためにはじめた「朝の散歩」が今では毎日の習慣になりました。

初めはどこにいっても、ちょっとした坂道があるだけで、歩くことが億劫だった私も、半年も続けたころには、散歩に出かけないと体が重たく感じるようになり、体を目覚めさせる大事な役割を担うようになりました。

爛々と楽しそうに輝く愛犬の瞳を見ながらの散歩で自然と笑顔にもなりますから朝からニヤついているように人からは見えるかもしれませんが、朝から笑えるってとても気持ちがいいなんです。一生に一度はワンコを飼う事をお勧めしたいですね。しつけのレクチャーもしますよ（笑）

その日の自分の状態によって様々源は変化していくんですが、最近よく思うことは、私は「しゃべり」を仕事にしているので、毎朝、目が覚めた・・というより、意識が戻った瞬間に喉の状態と声の出る状態をチェックしてしまします。

もはや職業病と化していますが、夜は声を出す器官である声帯も眠っているので、朝起きると腹式呼吸に始まり、少しずつ声を出すのが日課です。ただ、しゃべるための声を出すだけではなく、少しメロディーに乗せて言葉を出したりもします。

そのときに自分の心底好きな歌を軽く口ずさむと、朝からすごく元気になれるんですね。なぜなら好きな歌の歌詞の中には自分を高めてくれる存在になりうる言葉が含まれていると思います。自分の声で、自分の好きなトーンで、自分の好きなフレーズを言う。

自分で自分に魔法をかけるものですね。メロディーに乗った言葉の持つパワーって偉大なんですよ。

自分に無理のないスピードで仕度などの動作を行うことです。女性なら誰しもメイクやその日の服装選びに時間がかかってしまいますよね。それに加えて朝ごはんもしっかり食べて仕事に行こうと思うとどうしても家をでる１時間半～２時間前にはおきないといけないのでつい、「あと五分～」って自分に甘えがでちゃったときは焦ってしまうもの。それに焦ってしたメイクや焦って選んだ服を仕事場で改めて見たときにモチベーションが下がってしまうこともあるので、現場でパリっとすぐに仕事モードに入るためにも一つ一つ確認しながら行うようにしています。

最終的には「その日その日限定の自分」という作品が出来上がった状態で朝を終えたいですね。そうして出来上がった作品（イコール自分）をその日に会う人全員が見るわけですから、そう意識すれば、朝って集中力がいる時間になってそれがいい目覚めの刺激になると思います。

私にとって、一日の始まりは夜、眠りにつくときです。ベッドに入る前に、明日のスケジュール、必要なもの、資料の確認などをさっとやってから眠ります。そうすることで、朝、慌てずに確認作業から入ればいいわけですから、とても朝の自分と戦いやすい状態になっているんですね。
だから「朝」はスタートではなく、通過地点。

そう思えば、そんなに気負わなくてもいいのかもしれないですね。眠っている間に空っぽになった体のエネルギーをガソリンに例えるなら、朝は、また新たに走りだすために必要なガソリンを入れるスタンドのような存在でしょうか？

朝は、自分が一番空っぽな状態だと思っています。一日で一番身軽な時ですからやろうと思えばきっとどんなことも叶えることができる時間ともいえると思います。自分への投資をどんどんやっていける時間になるといいですね。