朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ～ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、お茶の時間に読みたい本。
家事や仕事の合間にちょっとひとやすみ。お茶の時間にリラックスしながら読みたい本を選びました。カフェやお茶にちなんだ楽しい２冊です。まだまだ厳しい暑さが続いています。今日も少しずつ休憩しながらお過ごしくださいね。
『おちゃのじかん』
著者：土橋とし子
出版社：佼成出版社
お茶の時間が楽しいのは世界共通。アルゼンチンのマテ茶をみんなでワイワイ飲みながら、世界のお茶を紹介します。ミントティー、中国茶、ロシアンティー、アフタヌーン・ティーなど、世界のお茶の特徴や飲み方、道具や作法を土橋とし子さんのわかりやすい絵で伝えます。伝統的な珍しいお菓子も美味しそう！
「しごとでモロッコにいったんやけど、ミントティーちゅうのも、おいしかったで」「えらい上からお茶つぐのには、ちょっとびっくりしたけどな」テンポのいい大阪弁が、お茶の時間を盛り上げます。南米のマテ茶は「飲むサラダ」と言われるほど、ビタミンとミネラルが豊富なのだそうです。木製のマテ壺や茶こしのついたストローも渋いですよね。お茶の時間は本当に楽しいと感じる絵本です。
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『喫茶アネモネ』
著者：柘植文
出版社：東京新聞
「喫茶アネモネ」でまったりのんびり。漫画家・柘植文の描くゆるくて楽しい日常にハマります。とある町にあるちょっとした商店街のちょっとした喫茶店「アネモネ」の世界をオールカラーでお楽しみください。
扉をカラ〜ンと開けると、ちょっとミステリアスなマスターと元気なアルバイトのよっちゃんコンビが迎えてくれます。「喫茶アネモネ」はいたってふつうの喫茶店ではありますが、マスターもよっちゃんもかなり個性的でマイペース。なんといってもお客さんを驚かせるメニューを次々と繰り出します。
アネモネのオススメのメニューはコーヒーゼリー。ちょうどさくらんぼを切らしてしまったマスターが、代わりに添えた赤いものとはなんでしょう！？ 喫茶アネモネはとにかく居心地がいい。常連客にも初めてのお客さんにもちゃんとくつろげる居場所があるんですね。今日は帰りにアネモネ寄ろう。マスターとよっちゃんに会いたいな。町のあちこちからこんなつぶやきが聞こえてきそうです。楽しくて愉快な物語１０８篇をぜひどうぞ。
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
＊『おちゃのじかん』
＊『喫茶アネモネ』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ～ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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