英語「What a glow up!」の意味って？
外食したり、お店でお料理をテイクアウトしたりするときに使える、英語の定番表現をご紹介します。
I choked on my water.
（水を飲んで、むせた。）
choke onは、飲み物で軽くむせたり、つばを変に飲み込んだりした時に使います。本当に喉に食べ物が詰まって、息ができない深刻な場合にもchokeを使います。She choked on mochi.（餅が喉に詰まった）。
Had dinner with my college roomie yesterday. Wow, what a glow up!
（昨日大学時代のルームメイトと食事をした。なんという変貌！）
glow upは、glow（輝く）とgrow up（成長する）を組み合わせた混成語で、若者がよく使う表現です。外見だけでなく、内面やライフスタイルがあか抜けた場合にも使えます。動詞・名詞両方になります。
Taco Tuesday! Can’t wait to dig in!
（火曜日はタコスの日だ！早く食べたい！）
アメリカには火曜日にタコスを安く提供するメキシコ料理屋がたくさんあります。tacoとTuesdayはどっちもTから始まるので、響きが良いです。dig in は、食べ物に対して使うと「さあ、食べよう！」や「食べ始める」という意味のカジュアルな表現。日本語の「いただきます」に近いニュアンスです。
It’s taking forever! Did they have to go kill the cow??
（時間がかかり過ぎ！ 牛を殺しに行っているの？）
kill the cowのようなユーモアはなかなかわかりにくいですが、アメリカ人はよくこの種のsarcasm（皮肉）を使います。ハンバーガーやステーキを注文したものの、料理がなかなか出てこない時に使える表現です。
My waiter is super friendly. He’s great at breaking the ice.
（担当のウェイターさんはとてもフレンドリーだ。彼は距離の詰め方が上手い。 ）
アメリカでは接客担当の多くがフレンドリーなので、ガンガン話しかけてきます。Hey folks! Where are you from? Oh, that’s awesome! I love Japan!（ヤッホー！どこから来たの？ 日本？ マジで？ 日本大好き！）みたいな感じです。日本人は恐らくアメリカ人店員の極端な「距離の詰め方」にびっくりするでしょう。
（アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より ）
覚えておきたいワード＆フレーズ
- choke on…：～でむせる
- glow up：あか抜ける、見違える
- dig in：食べ始める
- take forever：非常に長い時間がかかる
- break the ice：場を和ませる、緊張をほぐす、口火を切る
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書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
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著者プロフィール
アン･クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
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