英語「lost and found」の意味って？

交通機関や交通機関を使った移動について、頻繁に使える定番表現を英語で言ってみよう！

I got on the wrong bus. How do I get to the university from here?
（違うバスに乗ってしまった。大学に行きたいんですが、ここからどういったらいいですか。）

get onはバスや電車など、公共交通機関のような大きな乗り物に乗る時に使う表現です。タクシーや車のような小さな個人的な空間を持つ乗り物の場合は、get inを使います。

I lost my train pass. Is there a lost and found in the station?
（定期券をなくしてしまった。駅の中に遺失物取扱所はありますか。）

lost and foundは「忘れ物預り所」と言う意味。lost（なくした）→found（見つけた）という意味で、わかりやすいため。これはセットでひとつの名称になっているので、別々に使うことはありません。

Let’s take a cab and split the cost.
（タクシーに乗って、料金を分けよう。）

split（半分に分ける）を使って、split the costは「料金を折半する」という意味になります。外食の時にもよく使う表現です。Let’s split the bill（割り勘にしよう）、Do you wanna split a slice of cheesecake? （チーズケーキを半分こにする？）。

Can you give me a ride to the concert tomorrow night?
（明日の夜のライブに送ってくれる？）

give someone a rideは「人を乗せる」「人を送る」という意味。日本人はよくMommy, can you send me to the station?と言います。ですが、英語ではsendじゃなく、takeかgive me a rideと言わないといけません。

It’s a bad idea to pick up hitchhikers.
（ヒッチハイクをしている人を乗せないほうがいいよ。）

英語でhitchhikeをする人をhitchhikerという。こういう語形変化のパターンは非常に多いです。snowboard→snowboarder、ski→skier、skateboard→skateboarder、backpack→backpacker、hijack→hijacker、bowl→bowlerなど。

（アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より ）

覚えておきたいワード＆フレーズ

• get on：乗る
• lost and found：忘れ物預り所
• lost：なくした（lose の過去形）
• split the cost：料金を折半する、割り勘する
• give someone a ride：人を乗せる、人を送る
• hitchhikers：ヒッチハイクする人

英語「I might forget」の意味って？

英語「I might forget」の意味って？英語で「予定」について伝える表現を学びましょう。

英語では、be scheduled for（～に予定されている）やbe…

記事を読む

音声も一緒に確認しよう！

語学ジャンルの人気アプリabceedから、スマホで音声が聞けます。PCへのmp3音声ダウンロードも可能です。

英語学習アプリ「abceed」ホームページ >>

mp3ファイルで音声をダウンロードする >>

書籍紹介

書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。

「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。

定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。

英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。

『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』（amazon.co.jpへ）>>

著者プロフィール

アン･クレシーニ

北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年

バックナンバー

1日1つずつ覚えよう！朝のひとこと英語レッスン by 編集部（協力：eステ）

☆この連載は＜毎日更新＞しています。明日の朝もどうぞお楽しみに！