おはようございます！ ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回おこなうのは、座ったまま股関節周辺の筋肉をほぐすストレッチ。
股関節の硬さを感じる原因のひとつは、ずばり運動不足です。
運動不足によって筋肉や結合組織が硬くなると可動域が狭まり、股関節まわりの動かしにくさを感じるようになります。
股関節の硬さ・セルフチェック
股関節周辺の柔軟性が低下すると、体の左右のバランスが崩れる・姿勢が悪くなる、冷えやむくみ、運動のパフォーマンスダウン、怪我のリスク上昇、疲れやすくなるなどにつながります。
心当たりがある方は、次のセルフチェックに進みましょう。
- 床に座って脚を前に伸ばし、左右に開脚する：脚の角度が90度未満
- 床に座って足裏を合わせる（合せき/がっせきの姿勢）：ひざと床のあいだにこぶし1個分以上のすき間がある
※ セルフチェックの結果はひとつの目安です。上記セルフチェックに当てはまった方は、このストレッチをぜひ取り入れてみてください。
ここからは、運動習慣があまりない方や、起床後すぐにほぐしたいときなどにも無理なく取り入れられるストレッチのやり方をご紹介していきます。
座ったまま「上体をまわす」股関節周辺のストレッチ
1）あぐらで座る。
→左右の座骨（お尻の下のほうにある尖った骨）に均等に体重を乗せて、骨盤を起こして座ります。脚の力は抜いて、下腹部もリラックスさせましょう。
2）腰から上を大きくまわす。
→胸を少し前に押し出したら、腰を中心に上体を大きくまわします。息を吐きながら上体を前に倒す～息を吸いながら上体を起こすといったように、1呼吸で1周ゆっくり体を動かしましょう。
時計まわり・反時計まわり5周ずつを目安におこないます。
ポイント
自分の体の重みを使って、ゆるゆると股関節周辺の筋肉をほぐしていきましょう。
それでは今日も、良い1日を！
☆この連載は＜毎週金曜日＞更新です。来週もどうぞお楽しみに！
