今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、『バレリーナ 踊り続ける理由』。
世界的なバレリーナ・吉田都の自伝的エッセイ集、新刊です。50代を迎えた著者の生き方、強さと美しさの秘密を知る一冊です。
『バレリーナ 踊り続ける理由』
著者：吉田都
出版社：河出書房新社
ずっと踊り続けてこれたのは、バレエが好きという情熱があったから。そして、バレエは私にとって、永遠に追い続ける「美」――。
近づいたと思ってもすぐに遠ざかってしまう、その「美」にもっと近づきたいという一心で、トレーニングを積み重ねているのだそうです。
トウシューズを履いて踊りたいという夢を叶えた少女時代から、好きという気持ちに導かれるようにバレエを続けてきた都さん。ロンドンのバレエスクールで受けたカルチャーショック、プリンシパルとしての踊りへの思い、華やかで厳しい世界を生きるプロのバレリーナの苦悩と喜びが率直につづられています。
本質的な美しさとは奥深いところから湧き上がってくるもの。都さんのバレエの真髄を感じる素敵な言葉です。
現在はフリーランスのバレリーナとして活躍、後進の育成に尽力されている都さんの生き方、本当に魅力的です。
Love, まっこリ〜ナ
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