おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載は、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマでお届けします。
あっという間に10月。年末まで残り3カ月となりました。
年末は忘年会、クリスマス、年越し、年始は帰省やお正月のごちそう、お年玉など、1年の中でも出費が多い時期です。
そのときになってから慌てないよう、今からできる習慣を5つ紹介します。
【1】出費予測を書き出す

年末年始の出費は、毎年ほぼ同じパターンで発生します。
例えば、帰省費、プレゼント代、年末の食費アップ、正月の外食・レジャー、冬の暖房費、保険料・税金の年払いなど。
具体的に書き出してみると、毎年のこととわかっていても、把握しきれていないものです。
まずは、年末年始にかかりそうな金額をざっくりでいいので書き出してみましょう。
必要な項目とおおよその金額を把握するだけで、具体的に対策を考えることができます。
【2】10月から3カ月の支出を引き締める
年末はイベントが多く、どうしても変動費が増えます。
これからの3カ月は、固定費を整えることが支出削減の対策になります。
特に見直しやすいのは、次の3つです。
- スマホ代(格安スマホやSIMに変更する)
- サブスク(使っていないものを解約する)
- 電気代(契約プランを見直す)
固定費は一度見直すと毎月効果が続くので、年末年始だけでなく、今後の支出を減らすことにもつながります。
【3】年末までの3カ月貯金をする
年末年始の出費は、季節限定の特別なものです。そのため、通常の生活費の中でやりくりするのは難しくなります。
そこでおすすめなのが、年末専用の費用を別管理することです。
例えば、10月から1万円ずつ年末年始用資金としてプールしておくと、3万円が年末専用資金になります。
年末年始に必要な予測金額がもっと多い場合は、毎月の金額を多く設定したり、小銭や500円玉貯金をしたりして、年末に向けて貯める仕組みを作っていきましょう。
ポイントは、普段の生活決済口座に置かないことです。
別にしておくことで、使っていいお金と使わないお金が明確になり、年末出費のストレスが軽減されます。
【4】食費を見直す
年末年始は忘年会、クリスマス、年越し、正月料理などで、どうしても食費が上がってしまいがちです。
10〜11月にかけて食費を整えておくと、年末年始の負担を減らしやすくなります。
例えば、
- まとめ買いを週1回に固定する
- 外食は週1回、いくらまでなどとルールを決める
- 冷蔵庫の使い切りデーを月1回、または週1回つくる
特に使い切りデーは効果が大きく、食材ロスが減るだけでなく、買い物回数も減り、自然と支出が下がります。
【5】年末のやることリストを作っておく

年末はやることが多く、気づいたら出費が増えていることもあります。
10月のうちから気づいたことを早めにリスト化しておくと、無駄な出費を防ぎやすくなります。
例えば、年賀状の準備、大掃除の道具チェック、帰省のチケット手配、プレゼントの候補、冬の衣類の買い替え、ふるさと納税などです。
飛行機や電車のチケットは早めに買ったほうが安く予約できることがありますし、大掃除用品はセールがあれば洗剤などを買っておくのもよいでしょう。
リスト化することで、必要な出費と不要な出費が自然と仕分けられるメリットがあります。

年末にやらないと損!来年差がつく「お金の整理術」5つ
まとめ
年末年始は、仕事も忙しく、時間に追われて出費のことを考える余裕がなくなりがちです。
準備が早ければ、計画的に買えるので値段も抑えやすくなります。
12月になって慌てないよう、早めに備えておきましょう。

