おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載は、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマでお届けします。
「ちょっとしたお礼をしたいけれど、いくらくらいかければいい?」「気持ちは伝えたいけれど、毎回プレゼントを用意すると出費が気になる」そんなことはありませんか?
感謝や応援の気持ちを伝えるのに、必ずしも高価なプレゼントが必要なわけではありません。数百円程度でも、「自分のために選んでくれた」と感じられるものは、金額以上に心に残ることがあります。
大切なのは、たくさんお金をかけることよりも、限られた予算の中で自分も相手も満足できるお金の使い方をすること。
そこで今回は、気負わず贈れて気持ちも伝えやすい「一輪の花」を例に、プチギフトのお金の使い方について考えてみましょう。
プチギフトは「金額」だけで考えない
誰かにお礼をしたいと思ったとき、「○千円くらいのものを買わなくては」と金額から考えてしまうことがあります。
でも、まず考えたいのは「何のために贈るのか」です。
感謝を伝えたいのか、「お疲れさま」とねぎらいたいのか、新しい挑戦を応援したいのか。目的がはっきりすると、高価なものを用意しなくても気持ちを表す方法が見つかります。
例えば、一輪の花。花束ほど気負わず贈ることができ、「あなたのために選んだ」という気持ちも伝わります。
さらに花言葉やひと言のメッセージを添えれば、言葉にするのは少し照れくさい気持ちも自然に表現できます。
花言葉は色や品種、由来などによって異なる場合がありますが、ここではプチギフトに取り入れやすい花を10種類ご紹介します。

気持ちを伝えたいときに選びたい花10選
【1】ガーベラ
花言葉:希望・前向き
新しい挑戦を始める友人や、新生活を迎える人へ。
「あなたの未来が明るくありますように」とひと言添えれば、新しい一歩を応援する気持ちを伝えられます。
【2】カスミソウ
花言葉:感謝・幸福
いつも支えてくれる家族などに、何でもない日に贈るのも素敵です。
「いつもありがとう」という気持ちを、花に託してみてはいかがでしょうか。
【3】チューリップ

花言葉:思いやり
職場の同僚などへ、「お疲れさま」の気持ちを伝えたいときにも。
忙しい時期を一緒に乗り越えたあとなど、ちょっとしたねぎらいのプレゼントに取り入れやすい花です。
【4】ラナンキュラス
花言葉:魅力・優雅
おしゃれが好きな友人の誕生日などに。
華やかさがあり、一輪でも存在感があるため、ちょっとしたプレゼントにも向いています。
【5】スイートピー
花言葉:門出・旅立ち
卒業や転勤など、新しい環境へ向かう人に贈りたい花です。
「新しい場所でも素敵な毎日になりますように」と、応援の言葉を添えるのもよいでしょう。
【6】ヒマワリ
花言葉:あなただけを見つめる・明るさ
パートナーなど、大切な人に。
誕生日や記念日ではない普通の日だからこそ、一輪の花が思いがけないプレゼントとして心に残るかもしれません。
【7】バラ(ピンク)

花言葉:感謝・上品
お世話になった人へのお礼など、少しきちんとした気持ちを伝えたい場面にも。
一輪でも華やかさと気品があり、フォーマルな場面に合います。仕事のプロジェクトが終わったときなどにも向いています。
【8】カーネーション(赤)
花言葉:母への愛
母の日だけでなく、家族に日頃の感謝を伝えたいときにも。
「今日、ふと感謝を伝えたくなったから」と添えるのも心温まりますね。
【9】アネモネ

花言葉:あなたを信じている
資格試験や大会など、何かに挑戦している友人へ。
「応援しているよ」と直接言うのが少し照れくさいときも、花を通して励ましの気持ちを届けられます。
【10】リンドウ
花言葉:誠実・優しさ
目上の人や、お世話になった人へのお礼に。
落ち着いた雰囲気があり、年齢を問わず贈りやすい花のひとつです。
プチギフトこそ「予算」を決めておく
一つひとつは小さな金額でも、お礼やプレゼントが続けば、家計にとってはそれなりの出費になります。
だからこそ、「ちょっとしたお礼ならこのくらいまで」と、自分なりの予算をあらかじめ決めておくのがおすすめです。
予算を決めることは、相手への気持ちを小さくすることではありません。無理のない範囲で気持ちよくお金を使うための家計管理です。
節約というと、「買わない」「我慢する」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、単に支出を減らすだけでなく、使った金額に対してどれだけ満足できるかを考えることも大切です。
一輪の花も、そのひとつ。
「言葉にすると照れくさい気持ち」「伝えたいけれど重くしたくない思い」「忙しい毎日の中での小さな感謝」を、無理のない予算で形にできます。
まとめ
一輪の花のように手頃な価格でも、選び方や伝え方次第で長く記憶に残る贈り物があります。
家計のためにすべてを我慢するのではなく、限られた予算の中で「使ってよかった」と思えるお金の使い方を増やしていきたいですね。
次にちょっとしたお礼をしたくなったら、金額だけでなく「どんな気持ちを伝えたいか」から選んでみてはいかがでしょうか。






































