今朝のカフェボンボンメニューは、『domingo』。日曜日に聴きたい音楽を紹介した素晴らしい一冊。日曜日を愛する人たちに捧げます。
『domingo music for sunday lovers』
著者：堀内隆志・ケペル木村・小山雅徳・村主智・片岡知子・小野郁夫・小柳帝
出版社：プチグラパブリッシング
子どものころ、特別な日だった日曜日。いつの頃からか、金曜日や土曜日の値打ちが上がり、日曜日の影は薄くなってしまった。でも、輝くように嬉しくて、少しやるせない日曜日だけが本当の休日だって、心の奥で思ってる。
そんな日曜日を愛する人のために作られたのがこの本。“domingo”はスペイン語、ポルトガル語で日曜日のこと。“sunday lovers”という言葉も好き。『Domingo』というタイトルのレコードの話から始まって、ブラジル音楽を中心に、日曜日によく似合う音楽を紹介しています。
同じ日曜日でも、晴れと曇りなら聴きたい曲も違いますよね。雨の日はとくにそう。この本はそんな微妙な要求にもちゃんと応えてくれます。
巻頭の写真はホンマタカシ氏の撮り下ろしです。遠い国の胸のつまりそうなほど青い空。そこにはどんな音楽が流れているのでしょう。
日曜日の音楽の「朝時間」は、『Domingo』を聴きながら。ボサノヴァのメランコリックでけだるい空気に包まれます。
Love, まっこリ〜ナ
『ドミンゴ』
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