おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。
DM、学校や園のプリント、取扱説明書など…。気づけばどんどん溜まってしまう「紙類」は、家の中の“ごちゃつき”の原因になりがちです。
「あとで片づけよう」と思いながら、つい放置してしまっていませんか？そんな方におすすめなのが、気軽に続けられる“紙類整理の新習慣”です。
今日は、ズボラさんでも続けやすい、朝5分でできる「紙類のスッキリ片づけ術」をご紹介します♪
【1】「とりあえずBOX」を作ってゆるく習慣化
忙しい毎日、いちいち仕分けるのはハードルが高いもの。そこでおすすめなのが、「とりあえずBOX」の導入！リビングやキッチンなど、紙類がたまりがちな場所に、専用ボックスやケースを置いておきます。
普段はそこに“とりあえず入れる”だけ。
朝の5分でその中を見直して、不要なものは処分、必要なものだけ整理します。1日1枚でも減ればOK！という気持ちで、気軽に取り組んで見るのがコツです◎
【2】「紙類の種類」を保管期間で分けてみる
紙類を片づけるとき、何から手をつけていいかわからなくなること、ありませんか？そんなときは、「保管期間」に注目して分類するのがポイントです。
紙類は次の4つにざっくり分けると、仕分けの判断がしやすくなります。
- 【1】即捨て：受け取ってすぐに不要なもの（チラシ、広告、不要なDMなど）
見た瞬間に「いらない」と思ったら、その場で処分！迷う時間を省けます。わが家は、ダイニングテーブル下にゴミ箱を設置。いつでもすぐに廃棄できる仕組みにしています。
- 【2】短期保管（〜1週間）：提出前の書類、支払前の請求書など
すぐ使う予定があるけれど、そのうち手放すもの。目に入る場所にまとめておくのが◎わが家の場合は、ダイニングテーブルの背後にある冷蔵庫横にラックを設置。毎日何度も通る場所なので、目につきやすく提出期限も忘れにくくなります◎
- 【3】中期保管（〜数ヶ月）：期間限定の案内、行事のお知らせなど
使用期間が過ぎたら処分OK。わが家は、冷蔵庫横に小学校と園の便りを掲示。年間行事や災害や疾病時のルールなどはラックに収納して、いつでも確認できるようにしてあります。
- 【4】長期保管（1年以上）：保険、契約書、保証書、税金関連、取扱説明書など
しっかり管理しておきたい書類。ジャンル別にファイル管理やボックス収納をしましょう。わが家は、リビング収納内に書類専用の棚を用意。カテゴリー別にファイルをつくり、ラベリングで家族に共有、「あの書類どこ？」と探さずとも見つかる仕組みを整えています◎
このように「どのくらいの期間、取っておくべきか？」で分けておくと、片づけや見直しのタイミングが明確になります。
“とりあえず取っておく”を卒業する第一歩になりますよ！
【3】習慣のコツは「朝のルーティン」に組み込むこと
紙類の整理は、つい後回しにしてしまうからこそ、朝のちょっとした時間に組み込むのが効果的です。
「歯みがきのあとに1枚仕分ける」、「朝ごはんを温めている間にBOXの中身を見直す」など。生活の流れにひと工夫を加えることで、無理なく続けられますよ。
まとめ
紙類は、ほんの少し放置するだけであっという間に山積みに…。でも、毎朝の“たった5分”で、スッキリと整った空間を手に入れることができます。
「今日は1枚だけ仕分ける」「BOXの中を1つ見るだけ」そんなゆるいルールでも大丈夫◎少しずつ整えて、気持ちよく1日をスタートしましょう♪
わたし自身、整理収納アドバイザーになった今もトライ＆エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。
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☆この連載は＜隔週金曜日＞に更新します。次回もどうぞお楽しみに！
