英語「worth it」の意味って？

毎日更新！連載「1日1つずつ覚えよう！朝のひとこと英語レッスン」では、知っていると役立つ英語フレーズを解説つきで毎朝お届けします♪

英語「worth it」の意味って？

週末や休日のレジャーに関してくり返し使える定番表現や、習慣的に行う行動表現を、イギリス英語で言ってみよう！

I visited the cathedral today. We climbed to the top of the tower and enjoyed the view over the city.
今日は大聖堂を訪れた。塔の上まで登って街の景色を楽しんだ。　

The long train ride was worth it. This city has so much history!
電車で長旅した甲斐があったよ。この街は本当に歴史が豊かだ！

We drove to a safari park today. We saw so much wildlife.
今日はサファリパークまで運転した。野生動物をいっぱい見た。

This old stately home was the set for many famous movies and TV shows.
この古い大邸宅は有名な映画やテレビ番組が数多く撮影された場所だった。

I visited Windsor Castle today. I feel like a real princess now!
今日はウィンザー城を訪れた。本物のプリンセスになった気分！

（マリ・マクラーレン著 / コスモピア編集部編『ネイティブが教えるイギリス英語フレーズ 1000』より）

例文について解説

多くの教会には塔があります。英語では塔の形によって言い方が違います。四角い塔はtowerですが、尖っている塔はspire（発音：スパイヤ）と言います。
rideは動詞では「乗る」という意味になりますが、train ride（列車に乗ること）では名詞です。例えば、I enjoyed the train ride（楽しく電車に乗った）。
be worth itは「～する価値がある」という意味になります。つまり、「長旅は大変だったが、我慢した意味があった」というニュアンスになる表現です。
wildlifeはwild animals（野生動物）とだいたい同じ意味ですが、wildlifeは不可算名詞なので、「多くの」はso much wildlifeと表します。wild animalsの場合にはso many…になります。
stately homeはイギリス中にあります。貴族がまだ住んでいる大邸宅がありますし、ホテルや結婚式場として使われている大邸宅もあります。その上、映画の撮影場所として使われている大邸宅もあります。映画やドラマに出た大邸宅の多くは見学できます。
ウィンザーはロンドンから35キロくらい離れている町です。ウィンザー城にはエリザベス女王が滞在していたこともありました。チケットを予約すれば見学することができます。

覚えておきたいワード＆フレーズ

cathedral：大聖堂
climb：登る
tower：塔
train ride：列車に乗ること
worth it：それだけの価値がある
wildlife：野生生物、野生動物
stately home：大邸宅
Windsor Castle：ウィンザー城

音声も一緒に確認しよう！

今回ご紹介した例文の音声は、動画の1時間6分10秒頃から流れます。アメリカ英語とは違うイギリス英語のイントネーションやアクセントを合わせて確認しましょう♪

書籍紹介

書籍『ネイティブが教えるイギリス英語フレーズ 1000』では、イギリスのベッドフォードシャーで生まれ育った著者が、イギリス英語で実際によく使われる単語やフレーズをたっぷり解説。すべての表現をシンプルな文法の英文または会話の中で学べるため、とても実用的な内容です。もちろん、音声コンテンツ付き。YouTubeでスマホでも簡単に再生でき、イギリス英語の発音やイントネーションも学べます。

イギリス旅行や語学留学を予定している方、イギリスのドラマや映画が大好きな方にもおすすめの一冊です。