本連載「モーニング・マルシェ」では、朝時間.jp編集部がセレクトした、朝の時間を快適に、楽しくしてくれるアイテムを紹介します！

肌寒い日の朝ごはんにも◎『せいろでおやつ、時々ごはん』

肌寒い朝、キッチンにふわっと立ちのぼる湯気を見ると、それだけで少し幸せな気持ちになりませんか？

今日はそんな寒い朝にうれしいほかほかメニューが盛りだくさん！11月13日に発売された、新刊『せいろでおやつ、時々ごはん』（今井ようこ・著）をご紹介します。

製菓学校卒業後、アフタヌーンティー・ティールームの商品企画・メニュー開発などに携わってきたお菓子研究家・今井さんが、蒸しパンをメインに、プリンや花巻、おこわなど、蒸しおやつ＆「時々ごはん」のレシピをぎゅっと詰め込んだ一冊です。

せいろで楽しむ「朝のおやつ時間」

本書でまず目を引くのが、バリエーション豊かな蒸しパンレシピ。

・たまご蒸しパン
・プレーン蒸しパン
・バナナティー蒸しパン
・ココアチョコ蒸しパン
・チーズ蒸しパン
・キャロットケーキ風蒸しパン

…など、毎日作っても飽きないほど、ラインナップが充実しています。

さらに嬉しいのは、「米粉」と「小麦粉」の両方に対応した配合表がついていること。
その日の気分やストックに合わせて、生地を作り分けられるので、米粉を取り入れたい日、手元の薄力粉を使い切りたい日など、どちらのシーンにも柔軟に対応できます。アレルギーや体調に配慮したいときにも重宝しそうです。

せいろで蒸すことで、余分な油を使わずに仕上がるのもポイント。ふんわりとした生地は朝でも重くなりにくく、ペロッと食べられそうです。

蒸しパン以外にも、なめらかなプリンや蒸し春巻き、おまんじゅうやお団子など、ほっと一息つきたい朝やおやつ時間にうれしいアレンジレシピがたくさん紹介されています。

朝ごはんにも頼れる“時々ごはん”レシピ

タイトル通り「おやつ」が主役の本ですが、巻末には“時々ごはん”として、おこわや蒸しずしのレシピも掲載されています。

・五目おこわ
・くるみと小松菜のみそおこわ
・きのこのおこわ
・アボカドやさばを使った蒸しずし

など。ほかほかに蒸し上がったおこわは、週末のブランチや、家族が集まる日のちょっと特別な朝ごはんにもぴったり。前夜のうちに具材を切っておき、朝はお米と一緒にせいろにセットして蒸すだけ…という段取りなら、忙しい朝でも取り入れやすそうです。

蒸しパンと同じく、「混ぜて・のせて・蒸すだけ」というシンプルな工程のレシピが多いので、日常のごはん作りのハードルもぐっと下がります。

せいろビギナーにもやさしい一冊

「せいろを持っているけれど、出番が少ない」「買ってみたいけれど、うまく使えるか不安」──そんな“せいろビギナー”にも、この本は心強い味方です。

せいろの扱い方や道具選び、蒸し時間の目安など、基本の解説もきちんと掲載されているので、初めてでも迷わずチャレンジできます。

華やかすぎず、でもちょっとワクワクする…そんな“ちょうどいい特別感”のあるレシピばかりなので、頑張りすぎたくはないけれど、少しだけ朝を丁寧にしたい日にぴったり。

せいろをすでにお持ちの方はもちろん、

・これからせいろデビューしてみたい
・米粉のおやつに興味がある
・朝ごはんやおやつのレパートリーを増やしたい

という方にもおすすめの一冊です。

蒸しパンからプリン、おこわまで、“湯気ごと味わうおいしさ”をたっぷり楽しめるレシピ集で、冬のキッチン時間がぐっと豊かになりそうです♪

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