長時間丸まった「背中~腰」の頑固な疲れに!ストレッチローラーの効果的な使い方4つ

 

おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。

今回のテーマは、背中~腰にかけての頑固な疲れ

というのも、寝ているときやデスクワークをしているときの姿勢。どちらも背中~腰にかけて“丸まりがち”。その部分の筋肉は伸張して、緊張が続いた状態になっているのです。
しかも、睡眠中も仕事中も、姿勢を大きく変えずに過ごすことが多いですよね。そのため、自分が思っている以上に長い時間、背中~腰には負担がかかり続けているのです。

起床後や、仕事が終わった夜などに、「背中と腰が、ガチガチでツラい」もしくは、「常にダル重い」と感じる方もいるでしょう。

そこで取り入れたいのがストレッチなのですが、もう少ししっかりほぐしたい!そんなときは、ストレッチローラーを使うことがオススメ

今回はストレッチローラーを使った、背中~腰のほぐし方を強度別に3パターンご紹介!

強度別!ストレッチローラーを使った「背中~腰」のほぐし方

それでは早速、強度が高くない使い方から順にご紹介していきます。

レベル1

ひざを立てて座ります。ちょうど背中の下あたりの位置に、横向きにストレッチローラーを置いたら、仰向けになりましょう。

足は腰幅程度に開いて、足裏をしっかりと床につけておくと姿勢が安定します。手は胸の上、もしくは体の横に下ろしておいてもOK。

ストレッチローラーを使った背中~方のほぐし方 強度1

体を小刻みに前後に動かして、ストレッチローラーを小さく転がします。

レベル2

レベル1で背中~腰に痛みや違和感がなかった方は、レベル2に挑戦。
レベル1の姿勢から、両腕を頭の先に伸ばします。

ストレッチローラーを使った背中~方のほぐし方 強度2

お尻を床から持ち上げたら、ひざの曲げ伸ばしで体を前後に動かします。背中~腰の広範囲を、ストレッチローラーでほぐしましょう。

レベル3

続けてレベル3。
レベル2の姿勢からひざを伸ばします。ストレッチローラーの上に、より体重がかかりやすくなるので、体の様子を見ながらおこないましょう。

ストレッチローラーを使った背中~方のほぐし方 強度3

凝りやダル重さが気になる位置にストレッチローラーをセットしたら、体は動かさず、ただ仰向けになるだけでも十分です。

番外編  「ストレッチローラーを縦にした使い方」

最後に…!ストレッチローラーを縦にした使い方もあります。

この場合は、体を左右に小さく揺するようにして、ストレッチローラーを転がします。
もしくは、動かずにただ体重をあずけるなど、体の調子に合わせた使い方をしてみてください。

ストレッチローラーを使った背中~方のほぐし方 縦使い編

ストレッチローラーを左右に転がすときは、ひざを立てて。

ただ体を乗せるだけのときは、首のあたりから背中にかけてストレッチローラーを置いて、手足は脱力。

***

ストレッチをおこなうことでも疲労感を軽減できるのですが、蓄積した頑固な疲れにはストレッチローラーの使用が効果的です。

ただし、背中~腰は痛めやすい場所でもあるので、少しでも違和感があるようならストレッチローラーの使用を中断してくださいね。

※ ストレッチローラーを同じ場所に、長時間使用すると、体を痛める恐れもあります。1パーツにつき、20~30秒程度を目安に使用しましょう。

それでは今日も、良い1日を!

☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

すっきりキレイ♪朝のビューティーストレッチ

人気ヨガインストラクターに教わる、キレイになる朝のストレッチ♪
Written by

ヨガ講師 高木沙織

ヨガインストラクター。

「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。”スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。

ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。産前産後ヨガインストラクター資格、Core Power Yoga CPY®、筋膜リリースヨガインストラクター資格を保有。

リフレッシュドライヘッドスパの資格も持つ。近年は小説やエッセイの執筆にも力を入れており、連載多数。

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