暑い日もラクラク!「梅と大葉のひき肉ピカタ」「野菜のバター醤油」2品弁当

 

みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。

心が楽になる2品弁当。連載第148回目の2品弁当は

  • 梅と大葉のひき肉ピカタ
  • 細切り野菜のバター醤油

のレシピをご紹介します。

ひき肉ピカタは、やわらかく食べやすく、とてもおすすめです。以前、お子さま向けのチーズ味レシピをご紹介しましたが、今回は梅干しと大葉をきかせた大人味に仕上げました。夏の暑い時、梅干しの酸味がたまりませんよ。

副菜は、冷蔵庫の残り野菜を細切りにしてピカタを焼いたあとに炒めます。暑い季節なので、市販のカット野菜を利用してもgood。

暑い季節のラクラク弁当。お試しください。

夏向き!「梅と大葉のひき肉ピカタ」「細切り野菜のバター炒め」2品弁当

夏向き2品弁当

1品目 梅と大葉のひき肉ピカタ

(材料)1人分

  • ひき肉(鶏でも豚でも合いびきでもお好みのもので) 100g
  • 油 小さじ1
  • (A)卵 1個
  • (A)薄力粉 大さじ1
  • (A)大葉 2枚
  • (A)梅干し 大1個

(作り方)

1) (A)をボウルに入れて混ぜる。

※大葉と梅干しは手でちぎります。そこまで小さくなくてもOK!

梅、しそ、卵

2) ひき肉を入れて混ぜる。フライパンに油を入れて中火で熱し、(1)を大さじですくって落としていく。

3) 下がこんがりと焼けたらヘラで裏返し、フライパンの蓋をして中まで火を通す。

※こげつかない加工をされた直径20cmのフライパン使用。ふたも必要です

※フライパンは洗わずに、副菜をつくりましょう

2品目 細切り野菜のバター醤油

(材料)1人分

  • キャベツ 100g
  • にんじん 2cm程度(20g)
  • しいたけ 2枚
  • ベーコン 20g
  • いんげん 1本
  • バター 小さじ1
  • しょうゆ 小さじ1/2
  • 水 大さじ2

(作り方)

1) 野菜は火が通りやすいよう、細切りや薄切りにする。

2) フライパンを中火で熱し、野菜としいたけ、ベーコンを入れて炒め、水を大さじ2程度入れてフライパンの蓋をして蒸し焼きにする。

細切り野菜

3) 蓋をあけて、バターとしょうゆで香りをつけて、汁気をしっかりと炒り飛ばす。

細切り野菜の炒めもの

傷みを防ぐヒント

お弁当の傷みが気になる季節になりましたね。

お弁当用の野菜炒めは、しっかりと火を通してしっかり汁気を炒り飛ばし、時間がたっても水分がでてこないようにするのが鉄則です。

しっかり炒り切れていないなど、心配な時は、たっぷりのかつおぶしやすりごまをからめるなど、水分対策をしてから詰めてくださいね。

2品弁当の詰め方プロセス

1) 今回は丸型2段。ひとつにごはんを入れて冷ましておく。おかずは、先に野菜炒めをたっぷりいれて大葉をのせる。

2品弁当の詰め方

2) 野菜炒めに沿わせるように、奥からピカタを詰めていく(少し高さがあるため、底に1個ピカタを敷いています)

2品弁当の詰め方

3) ごはんの上に、高菜漬けをのせる。

2品弁当の詰め方

※分量外の材料(ごはん1人分、大葉 1枚、高菜漬け 適量)

*****

今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?

ピカタは、ひき肉で作ると、肉を切る必要もなく、食べる時もとてもやわらかいので、とてもおすすめです。

色々なアレンジでお試しください。

2品弁当

毎日のお弁当作り。2品弁当で心を楽に。お試しください。

***

「心が楽になる2品弁当」のルール

  • おかずは2品だけ
  • 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
  • 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
  • 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当

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料理研究家 かめ代。

公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/

公式ブログ 「かめ代のおうちでごはん。」 https://kameyogohan.blog.jp/

☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

忙しい朝でも作れる♪「心が楽になる2品弁当」

人気料理研究家のかめ代(かめよ)さんによる、弁当メニューとレシピ、詰め方レッスン。時短で楽に作れておいしい2品弁当、唐揚げや卵焼きなど定番お弁当おかずやおにぎり、お手軽レンジおかず、ダイエット中に役立つヘルシーレシピ、傷みを防ぐコツも。
Written by

料理家 かめ代。

料理家。長年高校生に家庭科を教えていた経験から作りやすくわかりやすいレシピが人気。家庭の優しい味付けに「安心してつくれる」というファンが多い。著書に「お弁当は野菜のおかず作りから」「忙し女子のための料理上手になるらくちん弁当」(イカロス出版)他多数。
▼公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
公式ブログ 「かめ代のおうちでごはん。」 https://kameyogohan.blog.jp/

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