調理中も気をつけたい!家庭でできる「食中毒」対策のキホン3つ

 

まな板できゅうりを切る女性

7月30日:今日は「生サーモンの日」

サーモンはもちろん、かんぱち、アジ、鱧など、夏が旬のお魚のお刺身。ビールや冷酒といただくと、たまりませんよね!

夏は、お刺身のような「生もの」を食べることが増えますが、気をつけたいのはやっぱり食中毒。

食中毒の原因になる菌は、高温多湿の環境で増えやすいので、生ものに限らず、食べるときも調理するときも気をつけたいもの。

今日は、家庭でできる「食中毒」を防ぐポイントを調べてみました。

調理中も気をつけたい!家庭でできる「食中毒」対策のキホン3つ

【1】食べる前のキホン

まず、おうちでもお店でも同様ですが、食事をする前は必ず手洗い・うがいを徹底することが大切です。水でサッと洗うのではなく、殺菌力のあるハンドソープなどで指の間や手首までしっかり洗うようにしましょう。

また、手拭き用のタオルも菌が繁殖しやすいので、こまめに洗って取り替えるよう心がけたいもの。

食事につかうお皿やコップ、お箸は清潔に洗って乾燥させたものを使いましょう。暑い夏はお茶でさえいたみやすいので、朝に飲み残したお茶をお昼に飲んだり、コップをそのまま使いまわすことも控えるのがベターです。

【2】調理中のキホン

生肉や生魚を切ったあとのまな板で、サラダ用の生野菜などを切るのはNG!菌が付着したまま口の中に入ってしまう可能性があるので、肉や魚を切ったまな板は、使う度に洗剤を使ってキレイに洗いましょう。

余裕があれば、熱湯をかけて殺菌するようにして。

また、調理に使うお箸は、素材によって使い分けたり、盛り付け用に使うお箸を分けることも有効なのだとか…!

調理中は何本も菜箸を用意しておくと、いちいち洗わなくて済みますよ。(1組の菜箸と5組の菜箸も、洗うのにかかる時間はさほど変わらないので、手間はかからないはず!)

そして、焼き肉などをする場合、夏場はできるだけしっかりと焼くのがポイント。お肉の中心部を75℃で1分以上加熱するとよいそうですよ。

お刺身など生で食べられる食材は、買ったあとしっかり保冷した状態で持ち帰り、清潔なお箸を使って盛り付けて、できるだけ早めに食べるようにしてくださいね。

【3】調理後のキホン

調理が終わったあとは、使用した包丁やまな板、ふきんなどは洗剤で洗ったあとに熱湯で消毒しましょう。台所洗剤でもよいですが、熱湯でしっかり菌を死滅させるとより安心ができると思いますよ。

まな板用の除菌スプレーなどを活用するのもオススメです。食器洗いで使用しているスポンジも、定期的に除菌や交換をしてくださいね。

また、余ったおかずはお鍋の中に置いておくのではなく、できるだけ早めに冷蔵や冷凍庫に入れて保存しましょう。

ただし!低温でも菌は増殖してしまうそうなので(冷蔵庫に入れていても、牛乳やチーズが傷んだり、作り置きの煮物にカビがはえることがありますよね!)冷凍できるものは冷凍しておくのが一番安全なのだそう。

特に気をつけたいのが、晩ごはんの残りのカレーやお味噌汁を朝に食べたり、朝のお味噌汁をそのまま常温に置いておき、帰宅後に食べること。

熱いうちは冷蔵庫に入れられないため、暑い時期は朝のお味噌汁は人数分作って使い切るようにしましょう。

***

一度もかかったことがない人は特に「ちょっとくらい大丈夫」と思うかもしれませんが、いつ誰がかかってもおかしくないのが食中毒。

キホンの手洗いに加え、食事前や調理中・調理後にできる対策を、暑い夏の習慣にしてくださいね!

「生サーモンの日」とは?

サケ・マス類を中心にさまざまな魚の養殖、加工、販売などを手がける株式会社モウイジャパンが制定。同社の「モウイ・サーモン」は最高品種のノルウェー産アトランティックサーモンのブランド魚。一度も冷凍されることなく生のまま日本に届けられるこの絶品サーモンの美味しさをより多くの人に知ってもらうのが目的。日付は7と30で「生(7)サーモン(30)」の語呂合わせから。

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コラム「今日は何の日?」[2019年更新終了]

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Written by

なっちゃん

映像制作会社の勤務を経て、ライターへ転身。グルメ、ライフスタイルにまつわる記事執筆が得意です。朝ごはんが大好きで、モーニング巡りをするのが趣味。

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